とんぬーらさんの好きなこと

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おっちゃんの意識低い話 其之漆 読書

読書ってする?

在宅メインになって意思を持って読まないとなかなか読まなくなったと思う。で、昔の話なのだけど文学部出身の子とお昼ご飯で唐揚げを食べているときに「村上春樹って読みます?」って聞かれて昔読んでたと答えて「どんな作品が好きですか?」と、聞かれて「パン屋再襲撃」って答えた。

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「結構マニアックなタイトル出しますね?」と言われたが、中学生ぐらいかなぁ?

ノルウェーの森」が流行って読んだんだけどまあ、当時のおっちゃんには難しかったよ。SEXとか裸で抱き合うの違いってなに?みたいな。でも、Beatlesの”Norwegian wood”は、しこたま聞いたw まあ、オトナになって「海辺のカフカ」とか読んだかなぁ?20代はほとんど読まなかった・・・うーん、読んでないなぁ。一応その頃は、割と本を読んだと思う。高校時代、図書館貸出冊数年間119冊という数字だったのだけど、全校で10位。トップの宇佐美さんは、329冊とか1日1冊ペースで読んでいた。幼なじみの幸子ちゃんはも288冊。幸子ちゃん、おっちゃんの中では本当に今でも気になる子で、幸子ちゃんとうちのおかんは同い年・同郷で小学校に上がった頃ぐらいにお母様が心臓麻痺で亡くなっちゃ、とっても明るい元気な子だったのに急におとなしくなって、だんだん近寄りがたくなって、高校も一緒だったのにほとんど話してない。田舎に帰って会える機会があったら会って話をしたぐらいなんだけどね。歳を取るとそういう人にあいたくなるもんかなぁ?とも思う。

それた、問題は、40代なんだよ、学生生活になったのもあってMBAとか経営系の意識高い系の本を兎に角、買った、読んだ、知恵熱出たの繰り返し。年末、経営系博士号を諦めたのでほとんど捨てた。捨てる合間にめくって思ったのだけど戦略的考え方は、有史以来ほとんど変わってなくて、手段が大幅に変わった現代に適合した使い方を新たに考える必要はあるんだよなぁと思った。

あと、自分の研究の根底にあるのが組織進化って考え方なんだけど、これはとても説明がしやすいというのもある。そのため、組織進化論の提唱者、ハワード・オルドリッチが執筆した「組織進化論」という書籍があるのだけど古本でしか入手できない。

で、こういう再入手不可能な本は、残してほとんど電子書籍に買い直しする予定。ただ、意外だったのがバーバラ・ミントの「考える技術・書く技術」が電子書籍になってないんだよねぇ。今、直接の部下はいないけど部課長職で文章をまともにかける人がいなすぎて本当に衝撃を受ける。再三人事に文書を書かせる研修プログラムを考えるようにって話をしたのだけど伝わらなくてね。たぶん、文章ってかけて当たり前って思ってるんだよね。でね、ChatGPTに使って課題をやらせてみたところ、被験者中、まとものなものが出てきたのがほんのわずか。ChatGPTで依頼する日本語で適切に依頼ができない現状だったりする訳で・・・。

田原総一朗の「日本の戦争」は非常に面白い。これと失敗の本質を見るとちょっと複雑な思いになる。なんか本の整理と人生の整理は少しにてる気がするなぁ。