とんぬーらさんの好きなこと

明日死んでもいい様に今日を楽しく生きる

Philosophical baby

娘さんとたまに一緒にお風呂に入る。まだ、5歳なので喜んでくれる。最近、いろいろ話すようになってきた。「○○ちゃんは、意地悪なんだよ」とか「△△ちゃんとケンカするけどすぐ仲直りする」とか、ぽつぽつ話してくれる。少し前にどういうお姉さんになりたい?って聞いたとき「格好いいお姉さん」と、答えた。「格好いいってどういうこと?」て聞くと「パパ、ママに言われる前にお片付け出来たりすること」。5歳の格好いいっていう定義は、こういう事なのかと思ったのと娘さんは、父より遙かに賢く、ちゃんと哲学をしていることに気がついた。

随分前にアリソン・ゴプニックの「哲学する赤ちゃん(The Philosophical Baby)」を読んだ。内容は、かなりの部分忘れているのだけど、赤ちゃんは、表現を知らないだけで様々な状況や環境を理解して考えているということと、幼児期の体験は、成長する過程で大きいという点が、統計や研究を引用して説明されていた。印象に残っているフレーズは、次の内容だ。

「赤ちゃんが学習に没頭できるのも、周りの人が世話をしてくれるおかげです。大人が赤ちゃんを愛するからこそ、赤ちゃんは学べるのです。乳幼児の学習は、愛する人達のすること、話すことの見聞が中心となるという点は、重要です。(PP.349)」

今できることは、話を聞いてあげていろんなお話しをしてあげることかなぁ?と、思う。そして、いろんな経験をさせてみること。お風呂の話を聞いてさらに理解出来たと思う。

この話を聞いて娘さんの格好いい姿を見たら数倍ほめるようにしてる。格好いいということは、とても大事なことだと父は、思う。自分なりのかっこよさを見つけることは、目的に対して真摯に接することになると思っている。この格好いいということを間違った方向に進まないように父は、娘さんに接したいと思う。