とんぬーらさんの好きなこと

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おっちゃんの意識低い話 其之弐 倍返しだ!

「役員の○×さんが、君を評価してる。残る意思はあるか?」と言う質問。当時、27歳のおっさんはどういう回答をしたかを3択。

  1. 是非、よろしくお願いします。
  2. 残念ですが、お断りします。
  3. 個人事業主ということで年俸倍にしてくれたら1年は残ります。

の以上から選ばないといけない。この場合、自分が有利な状態にいるかどうかの見極めでしない。そこで将来を考える。少なくとも声をいただいて下り、一定の評価をされていると仮定し場合、それなりの仕事をやらせてくれる機会があるかもしれない。ただ、社員の線はどうも微妙な空気を感じた。少なくとも一度リストラを宣告されている以上、不可能だろう。という背景から考えた結果・・・

回答は3番。たぶん、最適解だったと思う。個人事業主差の成果物責任はあるが、明示的にはそういう仕事をアサインするのは難しいだろうと想像した。故に個人事業主ということで金銭を給与レンジとというギャップから抜けて且つ自由度を得た。最後に人事部門が下した評価がリストラだったんやろ?それって評価する側の人間の能力がねーって話だろう?それで偉い人から言われたことをサクッとやったら残ってくれ?そんな虫のいい話あるか!オレは、コンサルに行くの、コンサル。で、ある。コンサル断るだったらこれが最低条件という回答をもうオトナ語で回答した。まあ、ないわなーwww って思っていた自分がいました。

後日、改めて人事部長に呼ばれる。「あ、報酬条件な、あれでいいから1年残ってくれ。」との回答。

「はぁぁぁぁぁーーーー」

と、なった。社名は伏せるが100人中70人ぐらいは知ってるんじゃないかと思う会社で個人事業主の直接契約は2例目という輝かしい記録を作らせていただいたww ホント、いい1年だったのは確か。ギャラはいいし、労働条件的なところ制約ないし、アウトプットは緩いし、在宅OKだし。いやー、実はこの1年間の使い方が非常に無だったことを後年後悔する。この時もっと勉強してり、英語をマスターする勢いで頑張れば今の人生はもう少し変わっていたかもしれないが、これはこれで人生なのでまたどこかで伏線回収になる。

でも、一番大きかったのは、役員の方と接する時間の量。なんだかんだでこの役員の方は4年ほど3番手ぐらいの鞄持ちになる。まあ、それほどおっちゃんは優秀ではないことはどこかで気がついてくれたのでそれほど難しいことは言われなかったけど、ビジネスの勉強にはなった。経営に近い人はこう考えるかとかこういう選択をするのかとか。仕事のアドバイスや無茶難題をどうこなすかとか。上の人はどうあるべきかとか。そういうのを見れたのは大きかったと思う。

でも、一番大きな学びは、自分が如何に無能かを知ることだったと思う。