とんぬーらさんの好きなこと

明日死んでもいい様に今日を楽しく生きる

Finish of Master's Degree

終了してちょっと経つんだけど修士課程が終わった.修論は,キツかったー.日本の先行研究はすごく少なくて結構な英語論文を読んだ.おかげでTOEICの長文解読の正解率90%になったのは副産物だ.ただ,文法は相変わらず10%ってなんだよ?と思う今日この頃.

終わったことは良いことなんだが,2年間を振り返って経験したことをちょっと書く.社会人大学院を目指す人の参考になるかは微妙だけど.

  1. 単位の取り過ぎはリスクがある
  2. もうね,時期によるんだけどどうしてもとりたい講義が集中する時期がある.その結果,レポートの締切や講義の締切に追いまくられる.ホント,倒れるんじゃないかと思った.
  3. 家族には土下座してお礼をいうぐらいのレベル
  4. 土日がつぶれるのことが本当に多く,奥さんにはかなり負担をかけたと思う.夜は家にいないし,土日も同じく.大抵,土日の講義終了後は飲み会.参加しなければしないでそれはそれで有りなんだけど,宇佐晴らしもかねて.
  5. 仕事中に勉強してると思われていた
  6. 「どう商売に活かそうか・・・」とか考えていたら周りから見たら学校の勉強しているようにしか見えない見えないらしく,仕事中に勉強してると.

最後のは当然ちゃー当然だよな.周りからすると「ふーん」って感じ.よかったと思うのは本人だけ.本人は散々考えて進学してるから当然で周りから見たら「なんだ?こいつ?」って思う人がいてもおかしく無い.だから周りに気を遣う必要は有るかもなー.個人的に立場が逆だったとしてもあまり気にしないのだけど,気にする人は気にするもんだなぁと思った.

たまたま,Lynda Grattonの「Life shift」が去年の暮れあたりからよくメディアに出る様になってきた.サラリーマンになって20数年経って,積み重なった経験は,どこかで使えるかも知れない,でも,新しい知識を経験によって積み重ねるのは不可能に無いにしろ難しい.手っ取り早いのは自ら学習する事だと思う.人工知能や深層学習っていうキーワード花盛りだけど,今更年俸1億とかで雇われている人達が考えるアルゴリズムや手法をあらたに会得できるわけはない,むしろ,年俸1億の人達が作るものを利用してエコシステムの中にニッチプレイヤーとしてどう振る舞うかを考えた方が早い.そこなら過去の経験と新しく習得した知識を組み合わせば可能だと思う.

ただ,実際問題,学位を取ったからっていって特段変わりない.卒業が決まる前ぐらいから上の話以外にも思うところあって,転職活動をはじめたのだけど,全く触れられなかったね.年齢も有るかも知れない.結果的には割と自己満足の世界だなぁ.