オレは元々もスタートアップの創業メンバーの一人で会社の経営者だった．それで大学院に入って2年目の秋頃に同じ共同経営者の人から言われた．タイムカードを見て「なんでこんなに働いてるの？」と．
基本，9時-18時は会社にいてその後，家族とすごしたり，講義受けたりして24時ぐらいから朝の長いと朝の4時ぐらいまで働いてることが日常．共同経営者がいうのは，日中の仕事中，大学院の勉強をやっているからじゃないか，その分を深夜に回しているんじゃないかと．なるほど，そういう考え方もすれば出来るね．まあ，細かい仕事は経理，法務，人事，労務，渉外と・・・チリツモで仕事がねぇ・・・というのが個人的な言い分だけど理解してもらったとしても一度そういうそういう考えを生んだ以上，入るのは難しいと思って自分の株式を処分して会社を辞めちゃった．
大学院に席があることは，仕事上，メリットが多かった．例えば，BIツールのtableauって製品があるのだけど，学生だと無償で利用可能だったり，CAD系のソフトはほぼ無料で使えたり．あとは，指導教官や講師の先生を通じて産学連携の相談が可能だったりとベンチャーだった企業にはかなりありがたかっただけどね．
と，オレより若い世代の共同経営者ですらこの考え方は，あまりない．上の世代が柔軟に考えられるかというとかなり厳しい気がしてならない．ただ，成果がどうかは別として働き方改革は言葉としては十分な認知につながった．これに期待したい．
ちなみに次の会社も全くこのあたり理解無し．なかなか厳しいもんです．
