最近，オレは，気がつかないんだけど日常会話に毒を吐いていることが多いらしく、「文句が有るなら本人に言え、毒を吐くエネルギーをほかの物に変えろ。人生を無駄に過ごしてるのは、相手じゃない、おまえだ」と、嫁から言われた。ちなみに嫁の名前は、素子ではないのだけど、素子でも良いじゃないかと思う。
何故、毒を吐くのかを少し考えると大まかな理由は、自分の基準と異なる結果が帰ってくることや自分の認識範囲外の結果が相手からもたらせられたときだと思う。賢者であろうと愚者であろうとそこには、何らかの基準に基づいて合理性がある解答はしているはずだ。客観的に見ると相手は相手なりの考察に基づいて自らの意見を主張しているだけであって、それが自分の価値基準に合わないだけあって悪気があるわけではない。確かに無駄なエネルギーを使っている。だったら、問題解決に使った方がエネルギーとしては、正しい。ただ、どうしょうもない場合は、この限りではないというのが感想だ。その場合、毒をはくのではなく、相手に対して話をするのが妥当だろう。
このエントリーを書いててヴィトケンシュタインの論理哲学論考を思い出した．かなり古い本だが哲学の世界では，議論されているとか．この4章2211にある・・・
たとえ世界が無限に複合的で、どの事実も無限に多くの事態からなり、どの事態もまた無限に多くの対象から構成されていたとしても、それでもなお対象と事態は存在していなければならない。
分かるようで分からない言葉だ．そう，なんかこういうことに日々追い回されてる気がする．
