とんぬーらさんの好きなこと

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おっちゃんの仕事道具 其之肆 断捨離力

断捨離ってモノにとらわれた話じゃ無いという前提の話。仕事でよくあるのだけど、何が捨てる・捨てないってあるよね。例えば、おっちゃんはシステム開発が長いのだけど、この機能、本当に必要なの?的なやつ。で、実際、こういう場面に当たると詰めることになったりする。

  • なぜ必要?
  • あると生産性は向上するの?
  • 今のシステムでもあるけど、逆にこの機能ってどのくらい使われてるの?
  • この機能をなくすと困る人ってどのくらいいるの?
  • 無くなると業務的に困難になるの?

みたいな話をすると「詰められる」的なことを指摘される。

MicrosoftのClipartで有名なStyle 1541は捨てられない・・・Copyright Microsoft

詰められるってことは逃げ道の無い話をされているということなんだぞ?オレは単純に必然性についての話をしているだけであって、そこに必然性で答えられれば済む話なんだよ、ご理解いただけますか?的な話をして偉い人に呼び出されて「プロから言われるとさすがに萎縮するもんだよ」と言われる。オレに萎縮しても質問はしてるだけなんだけどなぁ。

ということでおっちゃん的な断捨離力は今あるものが必要だという風に思い込んでいることが正しいかを考える力だと思っている。例えば、「来年着るかもしれないから取っておこう」的な?おっちゃんは、2シーズン着なかったら3シーズ目に捨てるっていうルールで運用してる。同様に仕事の仕方も新しいものを選んだら新しい形にしていくのが多分、正しいじゃ無いかと思う。ただ、知識は捨てられる物では無くたまっていくという側面もあるからそれはそれとして貯めればいい。大事なのは貯めたものはあくまでも貯めたものであって使うかは限らない。問題解決のきっかけにはなることはあるけどね。

あとは、大きなところ、転職の決断とかなぁ?これは、人生の中でも結構大きいと思う。その会社で蓄積されたポジションとか信頼とかすべてゼロリセットする作業だからね。その関係を切ってでも辞めたいって物が無いとなかなか出来ないもの。おっちゃんは、10回ぐらい転職してる、要するになかなか一つの会社に落ち着けないタイプ。で、いやでいやで辞めた会社は、1社ぐらいで上司がオレにとっては超絶クズでこのクズの下で働きたくないと思った会社。ただ、このクズ以外はいい人で今でも何人か付き合いがある。後は大抵ほかにやりたいことが出来たからというのが大きいかなぁ?でも、もっとアレなのが、9回転職して5社が譲渡、廃業、倒産で無くなってること。これはこれで別のセンスだとは思うけど、半分ぐらいの確立で無くなる。会社で「おっちゃんのいた会社、吸収合併されましたよね?」と言われてこれで5社目なんだよね・・・っていうと「辞めないでね」と言われる。ちなみに前の会社でも言われた。

と、ちょっとズレたのだけど、捨てる力はとっても大事、仕事でも生き方でもと物欲にまみれた人生を送ってきた今ならわかることかもしれない。じゃあ、逆に今は幸せかというとなかなか・・・。この話は後日また。